「入れていいもの」
故人の好きだった燃えるモノだったら基本的には大丈夫です。
お洋服だったり着物はとっても多いです。
最近は「食べ物」も多かったりします。
鰻だったりもありますし、他にも競馬新聞や紙で作った物とかも多いです。
ただし
大量の本(写真集)とか燃える物を大量に入れると・・・燃えきらない場合があります。
分厚い本(辞書とかですね)も圧縮した木の固まりみたいなモノなので
事前にスタッフに確認しましょう。
「入れてはいけないモノ」
単純に燃えないモノです。
行ってしまえば「メガネ」も燃えませんので入れてはいけないんですが
「骨壺」に入れるのが一般的です。
他にもカーボン製品はガラスや針金が入ってる可能性もあります。
他にもカセットテープや硬貨もあります。
ちなみになんでかと言うと、磁気を帯びたものは遺骨に色が移ったりするので
入れてはいけません。
「メガネ」位小さいから大丈夫でしょう~。
と思った方もいるかと思いますが、今の火葬場は「ながーい煙突」はほとんどありません。
なんでかと言うと空気の入れ替えファンが沢山ついていて
「強制的に空気を入れ替えて効率的に燃やしています」
そのファンに小さな金属片等がくっついてしまうので入れてはだめなんです。
最悪、賠償問題になる事が無いとも言い切れません。
で最近多いのが「入れ歯」はどうするの?と言われます。
人は亡くなると舌を中に巻き込むような形になりますので・・・
含み綿等を使って納棺師が生前と同じようにする手法がありますので
あえて入れる必要はないと思います。
他にも「ぬいぐるみ」や「お布団」は空気がまとわっているのですごく燃えずらいです。
大きな果物(スイカやメロン)も・・・燃えません、入れるのならば切りましょう。
基本は水分を含んだものは辞めた方がいいかもしれません。
ちなみに携帯電話もアウトでございます。
じゃ「ペースメーカーは?」という事があるかもしれません。
これはですね・・・言って下さい。
ペースメーカーは基本的に「ボンッ」て爆発するんですが、
前もって言って頂ければその時間を調節して火葬を行います。
あとは爆発するので、作業員の心構えと安全の為にしっかり言いましょう。
棺に入れたいものは予めスタッフに聞いて頂ければしっかりお伝えしますので
恥ずかしがらずにお声かけくださいませ。