冥土(めいど)

死者が行く迷いの世界。あるいはそこまでの道程を意味する。生前、この世において仏道修行を怠ったものが、死後さまよい行く世界。この迷いの世界は、地獄、餓鬼、畜生、の三悪道で、そこは暗く、苦しい世界なので冥土と呼んだ。道教の冥府信仰の影響もあります。盂蘭盆会、施餓鬼法要は、すべての冥土の 苦しみから逃れたいという表れといわれている。