喪主の挨拶をアドバイスと言えばセレモニー天来!!
はい、こんにちは営業部の野口です。
今日はお葬式の挨拶の仕方についてお話しようかと思います。
お葬式でも「私は初めてなのでどうすれば・・・」という事や
「言っちゃいけない事」という質問もあるんですが
ググればそれなりに出てくるのですが・・
個人的な見解を書いてみようかと思います。
でも緊張しますよね(笑)
皆注目しますから、でも「かっこいい」必要は特にないんです。
凄い集中力で皆から見られるんですけどね。
では1つ目「紙を用意します!!」
こんな感じ・・・
天皇陛下も開式の辞を読むときは、紙を持って読み上げます。
日本の正式な挨拶は「紙を持って読み上げる」のが正しいやり方です。
2つ目「話のポイントを1~2つにしぼる」
話の脈絡が飛び飛びになるので、簡潔にしましょう。
3つめ「言っちゃいけない事」
は故人の「失敗談・悪い噂」です。
場を和ますつもりが・・・・という事になりかねません。
4つ目「忌み言葉」これ聞きたかったんじゃないでしょうか?
「重ね重ね」「度々」「しばしば」
「次々」「再び」「繰り返し」等々
とはいうものの、そこまで「連発」せずに自然であれば
問題は特に無いと思います。
先代の社長が亡くなって
「先代の社長のおかげで、ますます商売も軌道に乗って参りました」とか
とはいうものの、しきたりを重んじる方は気にするので極力使わない方がいいかなぁ・・。
では例文を書いてみましょう!!
父:太郎が故人 息子:次郎が喪主
会釈をして
長男の次郎でございます。
本日は父太郎のために
ご会葬 誠にありがとうございます。
生前中は皆様にご厚誼(こうぎ)を頂戴し
誠にありがとうござます。
このように温かいお見送りを受け父もさぞ
喜んでいる事かと思います。
故人に代わって御礼申し上げます。(会釈)
父は車が好きで、子供の頃
家族でドライブにいき様々な場所での
思い出を私達に残してくれました。
私たちが子供の頃は豊ではありませんでしたが
真面目に働き、兄弟3人を母と共に立派に育ててくれました。
苦労は多かったでしょうが、持ち前の真面目さと明るさで
僕たちを勇気づけてくれました。
元気がとりえと自分でよく言ってましたが
歳には勝てなかったのでしょうか、先日家族が見守る中
息を引き取りました。
家族全員が見守る中、見送れたことがせめてもの救いでございます。
なお故人亡き後も残された遺族に
生前中と変わらぬお付き合いを願いますよう
宜しくお願い致します。(会釈)
簡単ではございますが、これをもちましてお礼の挨拶に変えさせていただきます。
本日は大変ありがとうございます。(会釈)
大切なのは
「はっきり」「ゆっくり」「わかりやすく」ですかね。
あとは
「会葬の皆様の顔を見ない!!」
やったことがある人はわかるんですが悲しくなって涙が出てきます。
例えば、「家族でもない方が」「特に親しくもない方」が泣いてるんですよ
私が知らないだけが知らないかもしれませんが・・・
でもそんな方々が「家族の為に泣いてくれている」と感じると
「ありがたくて・・ありがたくて・・・」泣きます・・確実に(-_-;)
葬儀屋さんとしてのアドバイスとして
家族葬でも「挨拶はした方が良い!!」と言ってます。
まぁ・・自由なんですけどね(^^♪
挨拶をすると、「家の中心は誰なのか?」
「次の時もしっかり送るぞ!」というような宣言にもなると思います。
生き方を見つめ直す時にも繋がると思います。
でも、不安だったらスタッフに相談してください。
葬儀屋ですし担当している社員は
新人でも200~300以上の葬儀経験を積んでますから。
相談してくれれば
「ココの言い方変えましょう」とか
「本来だめですけど、伝えたい気持ちがあるのでそのままにしましょう」とか
人の状況や人数見ながらアドバイスさせて頂きます。
色々な人が居るので、「これが正解」という答えは難しいんですけど
セレモニー天来は常に全力で喪主様を応援いたします!!
今日はこんなところで・・・。
それではまた逢いましょう。