おはようございます。
柏市・我孫子市・印西市の家族葬・お葬式ならセレモニー天来!
営業の野口でございます。
寒いですね~・・・
天気予報では1月5日は雪が降るみたいですよ(-_-;)
さて、話は変わりまして
今日は一休さんの道歌問答で
「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
という言葉があります。
これは簡単に言いますと
門松飾って、お正月を迎える事はとってもめでたい事だけど
それと同時に死に向かう一歩である。
冥土の旅への一里塚である事を忘れてはいかんよ って事を言ってます。
ちなみに本当は
蜷川親当の道歌問答での歌「門松は冥途の旅の一里塚馬駕籠もなく泊まりやもなし」
が変化したとも言われておりますが・・・。
元々アニメで有名な一休さんですが
実際の一休さんは杖に髑髏付けて「ご用心・ご用心」と言って歩いたり
破戒僧とも呼ばれる方でございました。
こういった問答で世の中の仕組みを説いていった
現在の「マツコデラックスさん」みたいな方だったのかな?
と思ったりしています。
他の問答にも
「南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ」
というのがあります。
簡単に言うと
どうじゃ、こうじゃと言句にこだわって、つまらないしがらみに振り回されている人間は馬鹿だなぁ
極楽とか地獄とかいうものは現世にこそ存在するものであって、
死後にどっちへ行くかなんて思い悩むのも愚かだよね・・
という事だと思います・・・多分。
地獄も極楽も所詮は人の心の中にあったわけです。
人の心が造り出したモノなんですね。
有無・得失・善悪・美醜・愛憎など人間には色々な感情があります。
一切の相対的差別の見方も、これすべて心から出てきたものです。
これらの想いが産まれる人間だから
争いがあって、悩みがあって、迷いがあるんじゃないでしょうか)^o^(
ちなみに一休さんの最後の言葉は
「死にとうない、ほんまにほんまに」と言ったようです。
人間臭いですよね~だから愛され続けているんだろうなぁ~
なんてたまには哲学的な事を書いてみました。
それではみなさんまた逢いましょう(笑)